こんにちは。東大生の下山です。
今回は、無料で大学レベルの講義が受けられると評判のJMOOCの紹介をしていこうと思います!
JMOOCとは?
JMOOC(ジェイムーク)とは、アメリカで2012年から始まったMOOC(Massive Open Online Course)の日本版です。
MOOCとは、おおざっぱにいえば、一般の人のためにオンライン上で公開された講座です。つまり、大学レベルの講義を一般向けに公開しているものだと理解してもらえればと思います。
受講生の年齢層は10代~80代と幅広く、登録者数は45万人を超えています!(2018年10月16日現在)
さて、多くの受講生のいるJMOOCですがどのような特徴があるか気になりませんか? つぎは、JMOOCの学習システムを解説していきます。
どういう特徴があるの?
JMOOCには、ほかにはない学習システムが導入されています。
まず初めにその学習システムを紹介し、次にほかの動画プラットフォームとの違いを説明します。
JMOOCの学習システム
こちらはJMOOCのプラットフォームの一つ、gaccoのマイページ画面です。
一本5分~10分の動画×10本程度で一回分の講義になっていて、毎週配信されます。講義回数は4週間~8週間ぐらいとなっています。
毎回軽い小テストがあり、それが終わると受講者同士で採点しあいます。そして、すべてのテストの得点の合計が基準以上であれば合格認定されます。
ほかの動画配信プラットフォームとの違いは?
最近では、Youtubeやニコニコ動画などの動画プラットフォームはたくさんありますね。JMOOCは、ほかの動画プラットフォームと比べるとどんな違いがあるのでしょうか? 大きく分けると次の3つの特徴があります。
- 大学教授の授業が受けられる
- 受講生同士の交流の場がある
- 修了証がもらえる
それぞれ詳しく見ていきましょう!
1. 大学教授の授業が受けられる
まずJMOOCの一番の特徴は大学教授の授業が受けられるということです。参考に2018年度10月時点で受けられる講座の一部を見てみましょう。
東京大学、早稲田大学、東北大学、滋賀大学など有名大学名がつらなっていますね。その分野の一流の大学教授の講義を受講することができるんですね。
2. 受講生同士の交流の場がある
こちらはJMOOCのプラットフォームの一つ、gaccoのマイページ画面です。
画面上部のメニューに、「ディスカッション」とかかれたところがありますね。ここからディスカッションページに行くことができます。
こちらがディスカッションページです。左の投稿一覧にたくさんの投稿があることがわかりますね! これを上手に利用すれば受講生同士で講義中に抱いた疑問を解決することができます。
3. 修了証がもらえる
さきほども述べましたが、毎回の講義の最後にミニテストがあり、このテストの合計点数が一定以上であれば修了証がもらえます。
残念なことに、公的な資格としてはまだ認められていませんが、東京大学や早稲田大学の修了証を持っていると友達に自慢できるかもしれません!
どんな人におすすめ?
JMOOCの講義は誰でも受けることができます。現役の大学生はもちろん、社会人が勉強したくなったときに勉強することもおススメです。
最近では、現役を引退された年長の方が学び直しをするためにMOOCを活用する例もあるそうですよ。
まとめ
JMOOCは、無料で大学レベルの講義が受けられる動画プラットフォームです。誰でも受講が可能であり、毎回のテストで一定以上の点数をとれば修了証をもらうこともできます。
興味を持った方は、とりあえず登録してみるのはいかがでしょうか?