こんにちは。スクールコネクト代表講師の下山です。
前回の記事では、中学生の数学の対策の方法のうち、「一次方程式・二次方程式」について解説しました。

今回は、「図形の性質」の単元の勉強方法について解説していきます。
図形の性質は必ず受験で問われる分野なので、しっかりおさえておくことが大切です。
図形の性質の勉強方法とは?
図形の性質とは、「図形の移動」「作図」「円と扇形」「平行線と角」「三角形と四角形の性質」「立体図形」などの単元のことです。
中学1年生から3年生までの範囲をまたぐ広い範囲なので、とにかく勉強時間を確保することが重要です。
また、図形の分野は方程式や平方根などといった代数分野に比べると「覚えることが多い」のが特徴です、図形専用のノートなどを使って、しっかり覚えることが大切になってきます。
特に注意が必要なのが「三角形と四角形の性質」の単元です。数学の他の分野と比較すると覚える事項が多く、またややこしいためよく出題されます。
「長方形」「正方形」「台形」「ひし形」「平行四辺形」などの定義と性質をしっかり理解したうえで覚えましょう。
図形のおすすめの参考書は?
では、東大生オススメの参考書を紹介していきます。
東大生がおススメする中学図形の問題集1冊目は「中学数学 図形編 新装版 (パーフェクトコース問題集) 」です。
中学の数学のうち、図形の分野の問題だけがまとまっているので「図形の問題に重点的に取り組みたい!」というときに役立つ参考書です。
また、実際に公立高校の受験で出題された問題も掲載されたので、自分の実力を試す腕試しとしても活用できます。
2冊目に紹介するのは「わかるをつくる 中学数学 (パーフェクトコース参考書)」です。
この本は、簡単な問題から難しい問題まで様々な難易度の問題がたくさん収録されています。
「図形」の単元以外の問題もありますが、「図形」だけでもかなりの問題数があり解きごたえがあります。
また、今年(2020年)に新版が出ており、2021年から実施される中学新学習指導要領にも対応しています。
「たくさん問題を解きたい」という場合はこの「わかるをつくる 中学数学」を購入するのがおススメです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中学数学のうち「図形」は範囲も広く覚えることも多いなかなか難しい単元です。
ですが、対策しておくことでライバルと差をつけることも可能になってきます。
夏休み期間を利用して中学3年間の復習に取り組むのが大切ですね!
次回の記事では、「合同・相似」の勉強方法について解説していきます。
