こんにちは。スクールコネクト代表講師の下山です。
夏休み期間は長いものの、結局どうやって勉強すればいいのかわからないまま時間だけが過ぎていることはままあること。
今回は受験を控えた中学3年生におすすめの、夏休み中の国語の勉強方法について紹介します。
まずは基礎力をつけよう
何よりも大切なのは、基礎をしっかり固めることです。
この場合の基礎とは、文法・漢字・読解の基本ルールのことです。
それぞれ、詳しくみていきますね。
文法
文法は、入試では欠かせないので必ず対策する必要があります。
文法は、暗記してしまうのが基本です。
とはいえ、丸暗記だとあまり意味がないのでその意味を抑えながら勉強するのがよいでしょう。
おススメの参考書は「くわしい国文法 中学1~3年 新訂版」です。
”くわしい”と書いてあるとおり、かなり踏み込んだ内容まで解説してくれています。
中学3年生が、3年間の文法の振り返りをするのにちょうどいいと思います。
一方で、分量が多めなので早めに取り組み始めることをおススメします。
漢字
漢字も入試では必須です。
勉強の仕方としては、1冊の漢字本を買ってそれを繰り返し演習するのが最も効果的です。
なぜなら、漢字の本をたくさん買っても載っている漢字はほぼ変わらないから。それだったら、初めから1冊を何度も繰り返して勉強するほうが効率的でしょう。
スクールコネクトおすすめの参考書は、以下の2冊です。
1冊目は、『中学国語 漢字・語句 新装版』です。
漢字だけでなく語句もついでに勉強できて、オトクです。
もう1冊紹介します。「正しく書ける 正しく使える 中学漢字1130」です。
こちらはAmazonのレビューで4.5以上を獲得しているベストセラーです。
この参考書の漢字をマスターすれば、高校入試の漢字の対策はバッチリです!
読解基礎
国語の読解にはルールがあります。
夏休みの間は、そのルールを身につけることに専念しましょう。
とはいえ、普通のドリルやワークには演習問題は掲載されていても読解のルールについてはほとんど書かれていません。
ですから、次にオススメする参考書を使うのがよいかと思います。
読解演習も並行して進めよう
基礎的な内容を身につけながら、入試対策として読解演習をするのがよいです。
ただ、ここで注意が必要なのはできるだけ解説が多く、詳しい参考書を選ぶこと。
解説がないと、見直しの際に自分の解答のどこがダメだったのか、どういうポイントを押さえて解答すればいいのか…などを確認することが出来ないからです。
ですから、問題数の多さではなく解説の詳しさで参考書を選ぶようにしましょう。
最後にスクールコネクトおすすめの参考書を紹介していこうと思います。
30問というちょうどいい問題数で、さらに解説も充実しています。
1日一問解けば、30日で終わるので夏休み中にやるのにピッタリな問題集です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夏休み期間中の国語の勉強方法についてわかってもらえたでしょうか?
国語は、英語・数学と並んで配点が高い重要な科目です。ほかの科目と比べると対策がしづらいと思われていますが、その分時間に余裕がある夏休み期間にしっかり勉強したらライバルと差をつけることができます!
まだまだ暑い日が続いて大変ですが、受験生のみなさん、しっかり頑張ってくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。